内に秘めた情熱を、凛としたかたちに。
心にかかる翳(かげ)をはらい、隔たりのない世界へ。
Client:機密保持契約 (仮称:Thera)
Year:2026
Location:Tokyo
Scope:UXリサーチ、ユーザーインタビュー・意識調査、情報設計(IA)、ワイヤフレーム制作、プロトタイピング、操作性検証、日英翻訳
Deliverable:リサーチ報告書、ペルソナ&カスタマージャーニーマップ、競合分析マトリックス、サイトマップ、モバイル版プロトタイプ(Lo-Fi / Hi-Fi)、UX/UIデザイン、日英対応リサーチ報告書
日本で暮らす英語話者の方々へ、誰もが迷うことなく、心の負担や偏見を感じずに受けられるメンタルヘルスケアを届けたい。
カウンセリングから処方、対面診療の予約までをすべて英語で完結できる、使う人にやさしく寄り添うデジタルプラットフォームの構築を目指しました。
当事者が抱える真のニーズに応えるため、日本で暮らす人々の生の体験や不安の声に耳を傾けました。英語と日本語の双方で語られる切実な葛藤や困難を受け止め、共感から生まれる温もりと、確かな精度を持つ体系的なデザインを織りなしています。
直感的なナビゲーション、決済機能との滑らかな連携、そして何よりも使い手が安心して心を委ねられる信頼と平穏を宿す体験を実現させました。
※事例掲載にともない、カラーパレットやブランド表現、一部の独自パーツに変更を施しています。
誰もにひらかれ、確かな信頼を宿し、心にどこまでも寄り添うデザイン。
Webitは、MVP(実用最小限の機能だけを備えた)のデザイン決定において、一つの本質的な問いを抱き続けました。
それは、大きな不安や混乱・平常心を保てない状態にあるユーザーであっても、システムが示す論理的な導線に迷うことなく自ずと辿り着けるかという探求です。
感情が大きく波立つ瞬間だからこそ、認知的なストレスを極限まで削ぎ落とし、確実かつ直感的に必要なケアへアクセスできる仕組みを設計の核に据えています。
私たちが特に力を注いだのは、サービス全体のトーン&マナーを決定づける”言葉のガイドライン(Verbal Guidelines)”の策定でした。
ユーザーとの間に確固たる信頼を築くうえで、言葉の細やかな選定と、手続きの進捗を明瞭に示すデザインは、オンボーディング時の心理的ハードルを下げ、前向きな意欲を維持するための欠かせない要素です。
日本市場へ届けるにあたり、単なる直訳にとどまらず、英語ベースの言葉のニュアンスや文化的な響きを日本の生活文化に合わせて徹底的に最適化。使い手の心に静かに寄り添い、迷いなく歩みを進められる言葉の体系を実現させました。